2002年11月16日

読書熱沸騰中

Posted at 03:35 | ほんのむし | 0コメント

活字中毒なので毎日のようにネットでなにがしか「読む」には読んでいるんだけれど、きちんと印刷された本となるとこれがまた別の話になるわけで。
同じ文字だけれど、やはり紙を読む行為とモニタで読む行為は完全にイコールにはならないらしい。人間は5感で記憶する生き物だから、きっと紙をめくるという行為やその手触り、持っている本の重み、それら全てをひっくるめて「読む」範疇にインプットされてるんだろうね。
かつてパソコンが普及することで、紙の使用率は減るはずだと考えられていた。でも実際ふたを開けてみたらまったく逆だった。パソコンの中のデータを印字するために、さらに紙を使うようになった。
そうやって考えてみると、この先どれだけネット社会が発展しても、本という名の印刷物がこの世から消えてなくなることはないんじゃないかと思う。
これには私自身の願いもかなりの分量で含まれていたりするのだけれど。

ちなみにここ最近増えた本。
○田口ランディ 「もう消費すら快楽じゃない彼女へ」「スカートの中の秘密の生活」
○小池真理子 「冬の伽藍」「水の翼」「ひるの幻 よるの夢」
○宮部みゆき 「今夜はねむれない」
○田中芳樹 「書物の森でつまづいて……」
○浅田次郎 「勝負の極意」「初等ヤクザの犯罪学教室」(これは人にあげてしまったので買いなおした)
あと、ちまたで噂の「話を聞かない男、地図を読めない女」も買いました。(笑)

明日読む本に困らないのって、それだけで幸せだ。

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