2005年12月27日
ふと思い出したこと
Posted at 06:55 | まいにち | 0コメント
茶藝館(中国茶専門の喫茶店)をしらべている時に
ブックマークしたお茶関係のブログを久しぶりに見ていたら
書こうと思って忘れていたことを思い出した。
神保町で愛用している紅茶専門店でのこと。
いつもはアッサムかセイロンばかり飲んでいたのだけれど、たまには店長さんが気合を入れて仕入れているダージリンでも頼んでみるか、と何種類かあるうちから一つを注文してみた。
ダージリンというとマスカットフレーバーなんていわれるけれど、実際には場所やシーズンによっていろんな香りがする。
挑戦してみたダージリンは、飲み始めはいい香りと感じたのに、時間をかけて飲んでいるうちにその香りが変に鼻につくように感じて飲めなくなってしまった。
せっかく淹れてもらったものを残すのも嫌だったので、匂いをやわらげるためのミルクをもらうことにした。
そしたら、
「そのお茶はストレートで召し上がったほうが…」と店員さん。
「匂いがちょっと気になって飲みにくいので」と説明してなんとか持ってきてもらったら、後から店長さんも「おいしくありませんでしたか?」と様子を見に来てしまった。
こだわりがあってわざわざ現地まで行って毎年仕入れているのだから、おいしく飲んでもらいたい気持ちがあるのはよーくわかる。
でも、お茶は基本的に飲んだ人がおいしいと感じるのが一番。
ぬるま湯で紅茶を入れるいいかげんなお店も嫌だけど、
こだわりがありすぎる店も考えものだなぁと改めておもった。
それ以来、そこではダージリンを頼んでいない。