2002年10月03日

最後の晩餐

Posted at 21:13 | おいしい | 0コメント

「最後の晩餐に何を食べたい?」

そう聞かれたとき、真っ先に頭の中に浮かんだのは子どもの頃大好きだった料理の数々でした。
とても魚とは思えない味がした鮭のムニエルとか、かぼちゃの煮物とか、ミソ茄子とか、お弁当に入っていたサツマイモのフライドポテトとか。

ほかにもいろんなご馳走が食卓に上がったはずなのに、最後に食べたいと思うものはどれも多愛もないものばかりで、母がこれを見たら顔をしかめるかもしれません(笑)
でも鮭のムニエルは食べながら何度も「これ本当にお魚? お肉じゃないの?」と尋ねた記憶があります。
それくらいおいしかったんですよね(笑)

つらつらと思い出していくうちに最後の晩餐からは遠ざかってしまうのですが、うちは料理に流行りすたりがあって、ムニエルは小学生の頃よくたべていた料理で、サツマイモのフライドポテトは高校時代のお弁当の定番メニューでした。
クラスメイトにこのフライドポテトのファンがいて、このポテトの日は必ずおかずの交換をしたことを思い出します。そうそう、えのきだけのバターいためもおかず交換の人気メニューでした。

思い返せば高校時代は一番味にうるさい時期だったような気がします。
細かな味がきちんとわかって、また一番食べ物をおいしいと思って食べていた時期でもありました。
食べ物をきちんと味わうには、規則正しい生活で体をととのえることがまず大切なのだなぁ、とこの頃のことを思い出すたびしみじみ実感します。

食べ物の思い出話は話し出すとキリがありませんので、この辺で。


最後の晩餐、あなたは何を食べたいですか?

コメント